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梅雨の時期やエアコンに頼れる時期など、 部屋を閉め切ってしまい、 湿気がこもっていることに気付かないものです。
閉め切ることで、部屋の空気がよどみ、多湿の環境を好む、 ダニ ・ カビ ・ ウィルスの繁殖しやすい、 押入れや靴箱など密閉度高い場所は、 絶好の繁殖場所と言えるでしょう。
電気代も値上がりしている中、エアコンや除湿器などを使わない、 できるだけ家にあるものでエコな湿気対策をご紹介します。
重曹や新聞紙、保冷剤、扇風機を使う方法があります。
★重曹は湿気や臭いを吸着してくれる、除湿剤として使うことができます。
空き瓶に、高さ1/2~1/3の量の重曹を入れて、湿気の気になる場所に置きます。
水分を吸った重曹はそのままゴミ箱に捨てるだけなので、後始末も簡単です。
★新聞紙は他の紙に比べ、湿気を吸いやすいという特徴があります。
押入れや靴箱など、湿気が溜まりやすい場所に新聞紙を敷いておくと湿気を吸収してくれます。
部屋干しした洗濯物の下に敷くのも効果があります。
★余った保冷剤があれば、それに扇風機を当てるだけで、おもしろいほど水滴ついて除湿効果があります。
水滴が垂れてもいいように、保冷剤の下に容器を置くと良いでしょう。
★押入れなど締め切った場所の空気を入れ替えることも湿気対策になります。
戸を中央に寄せ、片側から扇風機で10~20分ほど風を送り込みます。
湿った空気が外に追い出されて、内部が乾いていきます。
★一番湿気がある場所は、お風呂です。
入浴が終わったら冷水でよく洗い流し、バスタオルなどで水分を拭き取り、握りこぶし一つ分くらいドアを
空けて、翌朝まで換気扇を回しておきましょう。
◎布団の中には、湿気を吸わない化繊素材が多いので、フローリング・畳に直接敷いている場合は、綿素材
の面積の広いバスタオル・タオルケットなどが湿気を吸収してくれます。
室内の南側は北側、東側は西側といった対角線に窓を空気を流れを作ると、空気が循環し、空気の入り口と
出口を作る事で空気の留まりを防げます。
雨の日は、逆に湿度が上がるので、窓は開けないようにしましょう。
★部屋干しや観葉植物などは、部屋の湿度を上げる原因となりますので、あまり置かない方がよいで
しょう。
★窓や壁にできた結露は、湿気の原因になるため、こまめにふきとります。
お風呂も、前述の通り、入浴後は水滴を残さないようにしましょう。
布団は、汗・湿気・ダニ・カビを除去するには「日干し」が一番です。
太陽には、赤外線から紫外線まで様々な光線がありますが、太陽に充てることで去・退治してくれるので最
適です。
しかしながら、湿気は除去出来てもダニやカビ、粉塵は完全に除去出来ません。
しまう前に、布団を叩く人がいますが、叩くことで布団の生地・中綿を傷め繊維を粉々にしてしまうので、
いくら叩いても粉塵はなくなりません。
叩く時の舞う粉塵を吸自分でい込んで、良くはありません。
ダニは、裏表を反すたびに反対面の影の方に移動するので、そのまま入れ込むとせっかく日干しした意味が
ありません。
面倒ですが、片面を1~2時間干してひっくり返す時、その裏面を布団掃除機や掃除機を掛けて、もう片面
も同様にして、そのまま取り込まないで、最初の干した面に再度掃除機を掛けて下さい。
その晩に干した布団を使うと太陽の自然のニオイがして安心して快眠出来ます。
使わない布団は、押入れ又はグローゼット、物置などに収納しています。
収納の際に、「日干し」して乾燥・雑菌駆除をして収納されていると思いますが、その後、収納場所の押入
れなどに湿気があると、何もならないことになります。
押入れの湿気を布団が吸い込んでしまい、次回使う時はカビ臭かったり、ジメジメしていたり、ダニを温床
に戻るからです。
そこで、対策
まずは必ず完全に布団の湿気を飛ばしてください。
布団をすっぽり入るビニール袋に入れて、テープなどで完全密閉して収納してください。
・密閉することで湿気が入らない。
・湿気が入らないことでダニ・カビが繁殖しない。
というメリットがあります。
デメリットは、ビニール袋に入れると膨らむので場所・スペースが必要で、効率は良くない事です。
場所・スペース確保のため、圧縮袋という手がありますが、布団専門の立場からは圧縮袋はあまりお勧めし
ません。
・掃除機で空気を抜くことで、生地にシワができ、中綿の繊維が折れてしまいます。
・次回使う時は、元々の布団の風合いが低下することになります。
上記のように、管理が難しいとお考えであれば、当店にお任せください。